〇コミュニケーション力/質問力

「情報共有とリーダーシップ」のサイトは、世界が進むマーケティングスタイル「Purpose(誰のために何が)」と「Barance(多様性と画一性)」を基本にした用語の解説記事と、誰もが実践のプロジェクトを通してスタイルに沿った情報編集力がみにつくことを目的に要素を構成しています。基本は5つのフリーページにある項目。

それぞれ、簡単に紹介しておきます。

〇コミュニケーション力/質問力

情報を共有するための1つの構成が新聞記事です。

コミュニケーションの目的は、相手から話を聞き出しながら、さらに深めながらあるイベントの背景が何であるかをお互いに見つけ出していくことにあります。

 

新聞記事の場合、あるイベントに対して現状とともに現状を構成する要素を整理する聞き方をします。このときにインタビューアである記者は頭のなかで整理しながら、さらに「なぜ?」を投げかけ、背景を引き出す作業を繰り返します。

一般的な言葉でいえば、データのみならず感情を含むエビデンスを引き出せ、全体の整合性を整えているのです。この構成要素には、過去からの流れが含まれます。

マーケティングでいう、ブランディングに関わる要素でもあります。

そして、最後は「今後はどのように」と投げかけ、将来の道すじや展望を含めます。

 

この組み立てによって、現状に対して過去からの流れの整合性が明らかになり、さらに将来展望を言語化することで、第三者にもその感動が共有できる情報となります。

 

聞き手の感情で反論はしないで、聞くことと「なぜ?」をきっかけにさらに話をさせるスタイルがインタビューです。

日常会話やコーチングはこの流れを基本にすれば会話が途絶えることはありません。

 

マーケティングで商品価値に迫る場合、仮説として「売上1000万円達成」を設定して記事をシミュレーションすることは可能ですが、実際には「何を?」「どうしたい?」からスタート(下図参照)し、商品価値に関しては過去からの流れから背景となる要素を組み立て、その都度「なぜか?」を自問しながら必要な要素を整理します。

コミュニケーションや質問力を語るときに「なぜ?」がよく登場する理由です。

言語化と抽象化につづく